令和5年7月17日
商品紹介【バチ】
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
秋のお祭りシーズンも近づいてまいりまして、 太鼓のお稽古もいよいよ始動の頃かと存じますので弊社で取り扱っております【太鼓バチ】を紹介させていただきます。
◎材は桧、朴(ほお)、みずき、もみじを取り扱っております。
材質はそれぞれ以下のとおりです。
〇桧:軽くて柔らかい。見た目、香りが上品。
〇朴:軽くて柔らかい。(桧と同等かやや重い)桧に比べて安価でささくれが出にくい。
〇みずき:桧に比べてやや重く、やや堅い。
〇もみじ:桧に比べて重く、堅い。
◎バチの太さは太鼓の寸法に合わせてお選びください。
小太鼓は6分(18mm)、大太鼓は1寸(30mm)前後が適しております。
太さは1分刻みで5分〜1寸1分とバット型をご用意しております。(一部樹種で扱っていない寸法もございます。)
◎バチの長さは小太鼓用が36cm、大太鼓用が39cmとなっております。
ご来店いただきますとズラーっとならんでいて悩んでしまうこともあるかと存じます。
材・太さは弊社でも一部履歴を参照いたしますが、所属の団体様にご確認の上、ご来店いただけると幸いです。
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◎売れ筋は?
ご購入いただいた団体様のバチ材の割合を集計してみました。
○小太鼓用 桧:40% 朴:36% みずき:18% もみじ:6%
小太鼓用のみずき材のバチは唯一太さ5分を取り扱っておりますので、小学校低学年様や未就学児様のご利用が増えています。
桧と朴では少しずつ朴が増えてきています。
○大太鼓用 桧:46% 朴:49% みずき:**% もみじ:5%
*大太鼓用のみずきバチはありません。
最近は朴が増えてきています。弊社でもおすすめしております。
◎従業員のおすすめは?
弊社で取り扱っているバチは全て太鼓バチとして適しておりますので、各団体様の伝統やこだわりで選んでいただくのが一番よいかと存じますが、個人的に思う品を申し上げますと、
○小太鼓用 【桧の6分バチがおすすめです。】
小太鼓は屋台の目立つところで叩くことが多いかと思いますので、見た目が上品で屋台とも調和のとれた桧材をおすすめいたします。 また、小太鼓は大太鼓と違い胴打ちがほぼほぼないので、ささくれはさほど心配いらないかと思います。
○大太鼓用 【朴材がおすすめです。】
桧と重さ・堅さが同等でささくれが出にくい朴材をおすすめいたします。 桧よりもお求めやすい価格であることも◎です。 太さは太鼓の寸法に合ったものをお選びください。 もみじ材につきましては堅くて重いので長時間のご使用や、太さの選定に注意していただけたらと思います。
◎バチの使用上の注意について
○太鼓の革を傷つけないためにも先の丸い方でたたくようにしてください。
○ささくれが出たバチを使用しますと太鼓の革や手を傷める原因になります。 また、ささくれやヒビがひどく入ったバチをそのままご使用になるとバチ先が折れ飛ぶことがあり大変危険です。ささくれが出てきましたら新しいバチをご用意いただけたらと思います。
○汚れ等は目の細かい紙やすりで削りますとよくなります。
○濡れた状態で保管しますとカビ発生の原因になります。また、急激に乾かしますと割れや狂いが生じるおそれがありますので、風通しの良い日陰で十分に干してから保管してください。
バチの使用上の注意については弊社で発行しております『太鼓の取扱いについて』に記載がございますので、あわせてご参照ください。
文:柳澤貴之 |
撮影:柳澤貴之 |